【仕事のやりがい】クリエイターからの一言集 世界に日本アニメの実力を伝える、アニメーション監督 忍者ブログ
ファッションやビジュアルの世界で働くクリエイターってどんな人。デザインの仕事のやりがい記事を一日一個。
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水島精二(アニメーション監督)

日本全国に空前の”ハガレンプーム”を巻き起こした、あの大ヒット・アニメ『鋼の錬金術師』のすべての監督を務めたのが水島精二氏である。葛藤する少年の成長を、政治や民族問題という難しいテーマを敢り入れながら、魅力的なキャラクターと迫力ある演出で、「鋼」の世界観をスケール大きく描いた手腕は、日本が世界に誇るアニメの実力をうかがわせる。
この、社会現象にまでなった『鋼の錬金術師』について水島監督は「様々な偶然が重なっていいチームが生まれ、みんながこの作品を良い物にしようと頑張った結果です」と語る。アニメのように多くの人間が関わり、一つの完成品を目指していくような作業が大好きだという水島監督らしく、作品の幅を広げてくれた素晴らしい人々に出会えたことに感謝を忘れない。現在『鋼の錬金術師』は、日本のみならずアジアやアメリカなど海外でも大旋風を起こしている。これからは更なる海外進出も見据え、エンタテインメントではなかなか扱われないテーマである「生々しく、エゴが見え隠れする、空想であっても現実とそんなに乖離しない作品を作ってみたい」と、今後の活躍も目が離せない。


水島精二からのメッセージ

劇場版『鋼の錬金術師』水島精二監督作品””
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