ファッションやビジュアルの世界で働くクリエイターってどんな人。デザインの仕事のやりがい記事を一日一個。
Category :
アニメーション
「かつてはセル画を1枚1枚撮影していたのですが、今ではその作業のほとんどがデジタル化され、パソコンの中でキャラクターや背景などを組み合わせていきます。デジタル化されたことですぐに映像で確認できるようになり、いろんな演出もできるようになりました」と久保村氏。その演出とは、映像がよりリアルに見えるための味付け。「たとえば晴れた日の場合、光が当たっている部分と影の部分を作ったりします。噴水の水がきらめいたり、ガラス窓についた雨の滴がらせん状に流れるなど、自然現象をいかに見せるかで、映像のリアリティが変わってくるんですよ」。これらは以前から行われていたことだが、デジタル化されたことで簡単に、よりリアルに演出できるようになったと言う。「ただタイムシート通りに画像を組み合わせていくだけでなく、自分なりの演出を加えられるのがこの仕事の面白いところですね。私もまだまだ勉強中なので一緒に頑張りましょう」。
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