【仕事のやりがい】クリエイターからの一言集 スペースデザイン 忍者ブログ
ファッションやビジュアルの世界で働くクリエイターってどんな人。デザインの仕事のやりがい記事を一日一個。
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滝善光(舞台美術家)

オンエアしたら終わりという映画やテレビとは違って、イメージしたテザインが劇場で現実のものとなり、その空間の中で役者が演技し観客に感動を与え、舞台と客席との一体感が得られるのが“舞台美術家の魅力”と滝さんはいう。
現在、舞台美術家として「オペラ」「演劇」「日本舞踊」などの舞台美術や、イベントテザイン、ティスプレイデザインも手掛けているという滝さんだが、卒業後は苦労の連続だったという。
舞台美術の仕事は自分一人では決して出来ない。芝居のパンフレットあるいは映画、テレビドラマのエンドロールに流れるように、様々な人たちが一つの作品に関わっている。芝居でも数十人、映画になると数百人が制作に関わることになる。
そのような中で滝さんは「自分のデザインがいかに効果的に作り上げてもらえるかは、多くのスタッフとどのようにコミュニケーションを取るかにかかってきます。そのためには、分かりやすい図面、詳細な模型を制作するように心掛けています」と語ってくれた。
さらに同じ道を目指す後輩たちに、「一つの業種にとらわれないで多くのものを経験して欲しい。若い時は常に業界トップクラスの場所に身を置くこと、もしくは業界トップクラスの場所に出入りできる環境に身を置くことが大事」とアドバイスをしてくれた。

図解舞台美術の基礎知識
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ディスプレイデザイナー

街はさながら、メッセージを発し続けるメディアである。
何気なく通り過ぎる街角のウィンドウディスプレイから、話題のショップまで季節やテーマ、コンセプトに合わせて様々に装いを変える。そんな街の顔でありブランドの顔やあるビジュアルイメージを形にしているのがNTさんだ。
店舗開発から、改装・リニューアルなど店舗イメージにまつわること、展示会の企画・設計・施工さらには、販促支援のトータルなサポートまで。小さいことから大きなことまで守備範囲は広い。
トータルにクライアントに関わることで、様々なことが見えてくるという。
ミクロではなくマクロでクライアントの状況を考察して初めて「ブランドがどう存在するのが一番効果的なのか」というコンサルティング的な見方ができるようになるのだ。
似通ったお店でも“ターゲット・商品・価格・狙っている意図”がそれぞれ違えば同じ展開は通用しない。
限られた条件の中で「商品が売れる」ということを前提にしつつも、いかにカッコよく、いいバランスでお客様の要望を満たすものが作り上げられるかが求められる世界だ。
いかに感動が潜む空間を創造できるか、NTさんの挑戦は続く。


株式会社パールマネキン
インテリアコーディネーター

インテリアデザインと言葉では簡単に言ってしまえるが、現実にそれは住宅や店舗の一部分やそのものであり、実際に造られるまでに多くの労力と時間を必要とする。
店舗内装を中心に手掛けているTMさんは、自分の仕事を「私自身は施工側ですね」という。
まず最初にアイテアを出すのはデザイナーで、それを具体的な形にするのがTMさんの役目だ。一見すると施工という段階はただの通過点のようにも思えるが、「観点は違うかも知れないが、施工もひとつのデザインです」という。「デザイナーのアイデアをどこまで忠実に出せるか、そのためにはどんな施工方法が最適かを考えます。」イメージ優先で考えるデザイナーとは違い、施工側は工期や予算といった現実的な視点で考えなければならないので、互いに衝突することもあるという。
しかし、「苦労しても、完成してお客様に喜んでもらえる達成感がモノ作りの醍醐味です」と語ってくれた。
谷川さんは「現在は施工をやっていますが、将来的にはデサインの方もやってみたいですね」と、これからの展望も教えてくれた。


株式会社イカハタ
インテリアデザイナー

KRさんは、照明関係を中心としたインテリアテザイナーとして活躍している。
アートと建築の中間であるインテリアデザインに興味を持つようになったのがきっかけとなりインテリアテザイナーを志すことになった。建築を学んだ後、専門学校に入学し本格的な勉強を始めた。最初はスケールの合わせ方も分からず戸惑いもあったが「出来ないと思ったこともみんなで努力し、出来るようになった」と持ち前のやる気で乗り超えた。
「今はマンション空間のコンセプトデザインを手掛けているので、ターゲットである男性のライフスタイルを研究したりしています。夜も活動している現代人を対象としているので、ライティンクは昼間だけでなく夜間のことも考えています」とリサーチにも余念がない。
普段からデザインのためにいろいろなものを見ており、「どんなジャンルでも、歴史のあるものは時代が移り変わっても受け入れられる魅力があって、特に参考になる」と語る。
そんなKRさんは「どんな有名ショップでもライティンクは重要な役割を果たしています。お客様とコミュニケーションを上手くとりながら、空間に最も相応しい光と影を提案していきたい」という。


株式会社ワークテクト
インテリアデザイナー

西麻布の和食レストラン「権ハ」をはじめとするレストラン事業を展開するグローバルダイニング社から独立、自身の会社「KNOT」を設立し、更なる活躍が期待される佐藤さん。
大プロジェクトを手掛け、活躍する佐藤さんだが、これまでの道のりは決して平坦ではなかった。在学中にデザインを学び、設計事務所に勤務後、ヨーロッパを旅したり、沖縄で暮らしたり、デザインの仕事とは離れた時期もあった。
「後悔はないけど、反省はある」と、自分の過去については潔い。そんな様々な経験が今、佐藤さんのデザインに生きている。
「デザインはインプントとアウトプットのバランス。外からの空気が入らないと停滞し、入りすぎれば中身が薄まる」と、休日は読みすぎない程度に読書をし、自然に触れることを心掛けている。
また、佐藤さんはスタッフを大切にすることを心掛けているという。
「『ここで働けることが嬉しい』ってアルバイトの若い人に言われて、僕が嬉しくなって。」と、お客さんに喜んでもらうのはもちろんだが、スタッフが喜んで働けるお店をデザインしたいと語る。「きついこともあるけど仕事が楽しい。いい舞台を与えてもらえたって思っています。」
佐藤さんが活躍するフィールドはまだまだ広がりそうだ。
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